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食の養生

食欲の秋に気をつけたい「食べ過ぎ」の基準/大食らいは地獄行き!?

大食らいは地獄行き!?
「食欲の秋」といえば、どうしても太りやすい季節。
特に中高年の方にとって、肥満は生活習慣病に直結するため注意が必要です。
先日来院された患者さんも、健康診断で医師から「もう少し痩せてくださいね」と食事指導のプリントを渡されたといっていました。
私が「メタボリックシンドロームと診断されたら健康保険料が上がる仕組みにすれば、食事指導なんてしなくてもみんな本気で痩せるのに…」と話したら、苦笑いされていましたが(笑)。

​「大食らい」は罪なのか?
さて、世界文学の最高傑作と言われるダンテの『神曲』には、こんな描写があります。
「地獄の番犬ケルベロスが、現世で大食らい(大喰罪)の罪を犯した者を食らい散らして罰している」
実は、西洋の価値観でも「大食らい」は罪とされてきたのです。
ただし、「よく働く人」であれば、たくさん食べても地獄には落ちないのではないかと私は思っています。
なぜなら、「働く」とは「傍(はた)を楽(らく)にする」という意味だから。
周りの人を楽にするためにエネルギーを使い、その分たくさん食べるのであれば、きっとケルベロスも許してくれるはずです。

​自分が「食べ過ぎ」かどうかの基準
​では、具体的にどれくらいが「食べ過ぎ」なのでしょうか?
目安となる基準はとてもシンプルです。
​それは、「食後に眠くなるか、ならないか」。
食後に強い眠気を感じるなら、それは完全に「食べ過ぎ」のサインです。
腹八分目に抑えておけば、消化に無駄なエネルギーを使わないため、食後はむしろ元気に活動できます。

​ただし、注意点がひとつ!
食品添加物の多い食事をとると、解毒のために肝臓へ血液が集中します。
そのため、食べる量自体は多くなくても脳の血流が低下して眠くなることがあります。
質の面でも、摂り過ぎには気をつけていきましょう!

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note 倉田雅史|高輪治療院
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