「百病は気より生ず」

病は気から
よく「病は気から」といいます。プラス思考をもてば病気は良くなり、マイナス思考でいると病気は悪くなる。
確かに心と身体は繋がっているから、メンタル次第で病気の経過が変わってくることでしょう。
これは単なる精神論ではなく、心の状態が自律神経や免疫機能に直結しているという科学的根拠も実証されており、江戸時代の医師・貝原益軒の「養生訓」にも記されている教えです。
百病は気より生ず
しかし東洋医学ではちょっと捉え方が異なります。
そもそも「病は気から」は、中国最古の医学書『黄帝内経素問』に由来する言葉「百病は気より生ず」が出所で、あらゆる病気は生命エネルギーである「気」の乱れや消耗から生じると考えます。
先ほどの「気の持ちよう」ではなく、ストレスや過労、思考や感情の起伏によって病気が生じることをいいます。
気滞・気虚・気逆
さて、その気の不調には大きく分けて三つあります。
①気滞 ストレス・我慢・気が詰まる
【ツボ】膻中 内関
②気虚 消耗・過労・気が足りない
【ツボ】気海 足三里
③気逆 イライラ・逆流して気が上がる
【ツボ】太衝 合谷
気がスムーズに身体を巡っている人は日頃から、焦らず、気張らず、自然体。「良いことも悪いこともあるのが人生なんだよな」と思える余裕があります。この状態から外れたら、自分の気が乱れていると思って上記の当てはまるツボを押してみてくださいね。
このように、気の流れを整えることを東洋医学では最も重視し、病気の予防・改善に向けた施術を行っています。
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note 倉田雅史|高輪治療院
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