「歯ぎしり」「食いしばり」を東洋医学的にみると

先日、歯医者さんに「あなたは頑張り屋さんだから、歯を食いしばっているねぇ」と言われた患者さんが、頭痛とひどい肩こりを抱えて来院しました。
東洋医学的見解
東洋医学では「食いしばり」や「歯ぎしり」を単なる癖ではなく、ストレスや過労により「肝と腎」が弱った状態と捉えます。
肝はストレスや疲労を溜め込むと気の流れが滞り、筋肉の過緊張を引き起こします。
また、腎は体のエネルギーの源であり、骨と深く関わっているため、腎が弱ると歯に影響が出やすくなります。
東洋医学的アプローチ
東洋医学では、過度に緊張した咬筋や側頭筋などの筋肉を指圧で直接ゆるめたり、肝経や腎経の経絡を中心に鍼やお灸で気血の流れを整えることで、頭の緊張を解きほぐします。
顎の周りだけでなく、ストレスや頭の使い過ぎなどで頭に昇ってしまった気や血(けつ)を引き下げるなどのアプローチして治癒を促していきます。
東洋医学的食養生
また、歯ぎしりや食いしばりに悩んでいる方にオススメな食材が酸味と塩味を併せ持った「梅干し」です!
梅干しの酸味は鬱滞した「肝の気」を巡らせ、塩味が弛んでしまった「腎の気」を引き締めてくれます。
歯ぎしりや食いしばりでお悩みの方は、ぜひ試してほしいですね。
最後に
当院の患者さんをみていると、歯ぎしりや食いしばり癖のある方には、「頑張り屋さん」もしくは「不安がり屋さん」が多い。
頑張り過ぎは肝を傷めるので小まめに休憩をいれ、不安がり過ぎは腎を傷めるので楽天的に努める。
そんなちょっとしたことで、歯ぎしりは減ってくるのです。
ちなみに楽天とは、 自分の境遇を天の与えたものとして受け入れ、くよくよしないで人生を楽観することをいいます。
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note 倉田雅史|高輪治療院
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