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体の不調

気象病はなぜ起こるのか?

気象病で苦しむ女性
先日、台風が関東を通過した日の明け方、私はひどい頭痛で目が覚めました。
「何でこんなに頭が痛いんだ…」
しかし、台風が通過して3時間後にはピタリと消えたので「ああ、台風で気圧が急に下がったからか。気圧の変化が身体に及ぼす影響ってやっぱりあるんだな」と再確認しました。

5hPa下がるとおきる気象病
気圧の変化による体調不良(気象病)は、一般的に「1日に5hPa(ヘクトパスカル)」下がると不調をきたす人が増え始める。
敏感な方では気圧が下がり始めた段階や、標準気圧(約1013hPa)から5hPaほど下がっただけで症状が出始めます。
当院の患者さんにも、北西太平洋で台風が発生したのが分かるという方もいるくらいですから。

気圧低下で頭痛が起きる仕組み
耳の奥にある内耳が気圧の低下をキャッチし、その刺激が脳に伝わると脳の血管が拡張する。広がった血管が周囲の神経を圧迫すると、ズキズキとした頭痛を引き起こします。 そこで頭痛を和らげるセルフケアをご紹介します。

①カフェインを摂る
緑茶やコーヒー・紅茶などに含まれるカフェインには血管を収縮させる働きがあるため、痛み始めに飲むと一時的に和らぐことがあります。

②ツボ押し
吐き気やめまいを伴う頭痛は、手首の内側にある「内関(ないかん)」というツボを押すのが効果的です。場所は手首の真ん中から指3本分上。

③耳たぶマッサージ
耳を軽くつまんで、上・下・後ろに各5秒ずつ引っ張る、または後ろ方向に回すことで内耳の血行が促され、症状が軽減しやすくなります。

気圧が下がると身体も膨らむ
標高の高い山にポテトチップスの袋を持っていくとパンパンに膨らんだ経験はありませんか?
外側の気圧が低くなることで、袋の内側から外に向かって押し広げる力の方が強くなり膨張します。それは山頂付近の「気圧」が地上よりも低くなるから。
実は人間の身体も気圧が下がると膨らみます。すると、筋肉はパンパンに張ってくるし、関節も外れやすくなるから痛む。体全体が膨張し倦怠感が起き始めます。
反対に気圧が上がると筋肉や関節をはじめ、体全体の膨張が引き、締まってくるので動きやすく快調になってくる。
天気のよい日(高気圧)は身体が軽く、天気の悪い日(低気圧)は身体が重ダルい理由がここにあります。

このように人間と気圧は切っても切れない関係にあります。だから気圧の変化に敏感な人は、普段から適度なウォーキングで筋肉や関節をきたえたり、耳たぶをよくほぐして内耳の血流を良くしておきましょう!

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note 倉田雅史|高輪治療院
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