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ツボ

ツボ療法 によるセルフケア(台座灸)

三陰交
「ツボ療法」とはツボに与えた刺激が、経絡に沿って臓腑に作用し、身体の調子を整えるものです。
その療法の一つに“お灸”があります。そして、家庭で行うツボのセルフ療法で手軽にできるのが「台座灸」。今回はその施灸の仕方ついてお伝えします。

市販されている台座灸には様々な種類がありますが、初めはあまり熱くないソフトタイプのものを選びましょう。また、シール式のものは楽な体勢でツボに貼り付けることができる上、落ちないので安全です。

さて、ツボを探す際のコツですが、押した時に気持ち良く感じる所(実の反応)や指がスポッと入る所(虚の反応)がいわゆるツボです。ここに施灸するのですが、凝っている所は熱さを感じにくいことがあります。このような場合は、もう一度同じ場所に施灸します。逆に熱すぎると感じる場合は我慢せずに途中で外すか、場所を少し移動させます。また、刺激量が多くなると施灸後にダルさが出ることがありますので、一日に2~3つのツボから始めましょう。
尚、施灸するタイミングですが、食事や入浴の前後30分は避けて行うことが望ましいでしょう。

最近は煙の出ないタイプの台座灸も販売されていますので、煙が苦手な方でも施灸ができるようになりました。しかし、私は艾(もぐさ)の煙と匂いが邪気を払ってくれると考えますので、ちゃんと煙の出るタイプを使用することをオススメしています。
ちなみに、当院で使用している業務用台座灸を購入したいという方は来院時にお声掛け下さい。コスパがよいです!

最後に、過去のブログから台座灸に適したツボが掲載されている記事をピックアップしましたので、施灸の参考にしてみてください。

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