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エッセンス

腹を練りましょう!

お腹に手を当てている女性
関東地方はここ数日、4月並みの気温が続いています。暖かくなってくれるのは有難いのですが、こうも急に暖かくなると困るのは花粉が一気に飛び始めること。例年の十倍の飛散量だとか。
先日も花粉症の背の高い男性が「クシャミをしすぎて腰が痛くなった」といって来院しました。幸い軽い症状だったのですぐに良くなりましたが、過去にはクシャミで“ひどいギックリ腰”になった患者さんもいましたので、たかがクシャミでも注意が必要です。

日本人でこういった腰痛になりやすい患者さんに共通しているのが背が高いこと。欧米人みたいに骨太のガッチリした骨格なら長身でも腰は強いのですが、骨細の日本人が長身になると腰に負担が多く掛かかります。
私の診ている限り、日本人女性は身長150~160センチ、日本人男性が160~170センチの人達の身体が一番丈夫です。さらに昔の日本人体型(胴長短足)の人の方が腰痛も少ない。だから、私みたいに身長180センチで足が長いと腰痛になりやすいので大変です(笑)。実際に若い頃の私は腰痛持ちでした。40歳頃からは臍の下三センチにある「丹田」に力を入れることを覚えたので腰痛はだいぶ減りましたが。

この丹田の力の入れ方については患者さん達からもよく質問を受けるので、私の丹田の練り方お伝えいたしましょう。
それは○の図のように、背骨を真っ直ぐ立てたまま、骨盤だけゆるやかに後傾させ、それを維持すること。すると自然に下腹、丹田に力が入ります。このやり方が私は一番良いと思います。
一方、丹田の力が抜けた骨盤の位置が×の図。反り腰でお腹もポッコリでて、腰痛になりやすい腰の典型といえるでしょう。
骨盤の位置

腰痛以外の症状の人でも、丹田に力がある人はすぐに治っていくし、なければ治癒には時間がかかる。その患者さんの経過が丹田を通して読むことができます。だから、私は患者さんの丹田の弾力を出してあげることを施術目的の一つとして行っています。弾力さえ出してあげれば、後は患者さん自らの力で治っていくわけですからね。

丹田に気を満たすことで、気が下がり、落ち着いて物事に取り組めるようになる。すると学業や仕事も良い影響がでて、ますます丹田に気が満ちる…。こうして良い流れに乗っていく人のお腹は、相乗効果でますます充実していくわけなのです。

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