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足底筋腱膜炎

足底筋腱膜炎
今年の夏は例年に比べて「足底筋腱膜炎」の症状を訴える患者さんが多いですね。足底筋腱膜炎とは美容師さんなど、長時間の立ち仕事をしている中年の方に多い症状で、かかとの骨の内側に鋭い痛みが生じます。そして、朝の第一歩が痛かったり、立っている時間が長くなると痛むというのが特徴です。原因としては、冷房の冷えや間違った立ち姿勢、歩き方などがありますが、今回は間違った立ち姿勢について書きたいと思います。

皆さんは立っているとき、膝裏をピンと伸ばしてはいませんか?するとハムストリングやアキレス腱、足底筋に実は大きな負担がかかっています。正しい立ち姿勢とは両膝裏を自然に緩ませ、きびす(かかと)に意識をおく。これを「きびすを踏む」というのですが、この姿勢をマスターすれば足裏全体に均等に体重かかかるので、長時間の立ち仕事も疲れにくくなるでしょう。
ちなみに、この「きびすを踏んだ」状態でつま先を少し浮かせながら歩くことを「すり足」といいます。私は家でも仕事場でも常に「すり足」で移動し、立っているときは「きびすを踏む」よう心掛けているので、49歳の現在、股関節、膝関節、足首などに痛みはありません😊

さて「足底筋腱膜炎」の施術ですが、骨盤の調整、足首の調整、下半身の疲労回復マッサージが主になります。特に骨盤が歪んでいると「きびすを踏みにくい」ですから調整も大切です。
セルフケアとしては、テニスボールで仙骨周辺や足裏を毎日ほぐすと良いでしょう。

「きびすを踏む」ことは、足底筋腱膜炎をはじめ、様々な下半身の症状の緩和や予防に効果があります。
家の中での移動や家事の時など、思いついた時には「きびすを踏み、すり足」に挑戦みてください。日々意識をする習慣が身につけば、きっとよい変化があなたの身体に現れることでしょう!

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