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エッセンス

相撲の型でブレない足腰!

お相撲さん
先日、当院の患者さんから「私、最近よく躓(つまづ)いたり、転ぶんですけど、どうしたらよいですか?」と質問を受けました。
私 が、「○○さんみたいに股関節が硬い人は、相撲の四股(しこ)と蹲踞(そんきょ)を毎日やるとよいですよ。相撲は転んだら負けという競技ですからね」とアドバイスすると、「なるほど…。毎日やるので教えて下さい!」とのこと。素直なよい患者さんです(笑)

「四股」「蹲踞」など、力士が毎日行っている基本動作には、下半身を安定させるための工夫がなされています。その動作を手本にしたエクササイズをすれば、不安定な場所でも立っていられるような柔軟な下半身を手に入れることができます。

それでは、一緒に実践してみましょう!

①四股エクササイズ
足を肩幅より広く開き、膝とつま先を外側に向けて、腰を浅く落とす。前から見ると足は将棋の駒を立てたような形に。この形を崩さないように片足に体重をのせると、自然に反対側の足が上がります。“やじろべえ”のように上半身を傾けるだけで美しい四股の形に。なれてきたら徐々に上体の傾きを大きくしていくとよいでしょう。左右に10回程繰り返して臀部が疲れてきたらOK。
四股

②蹲踞エクササイズ
まっすぐ立った状態から、膝を大きく開きながら腰を真下にスッと落とし、つま先立ちになります。(※この時、膝頭とつま先の向きを必ずそろえること)
肩の力を抜いて、手を膝の上に置き、前かがみにならないよう姿勢を正し、1分程度保ちましょう。
つま先立ちの正しい姿勢を保つことで、普段使わない体の後面の筋肉にアプローチ。また、股関節や足首の柔軟性アップにも効果的です。
蹲踞の姿勢

①②を毎日少しずつ行っていけば、躓いたり、転びにくくなります。
ちょうど今、「NHKEテレ趣味どきっ! 古武術に学ぶ体の使い方』を毎週火曜日に再放送しています。その番組内で“相撲の型でブレない足腰!”と題して3月7日21:30~、3月14日12:15~に放送しますので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。

関連記事:『古武術に学ぶ体の使い方』

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