03-5420-1696

ブログBlog

Blog

03-5420-1696

受付時間

火水金 10:00~19:00
 月  10:00~13:00
土日祝 10:00~17:00

休診日

木曜
月曜午後

Home > ブログ > 病を癒す秘訣☝️

心と体の健康維持

病を癒す秘訣☝️

感謝するうさぎ
先日、私のブログ「成功に価値はない!」を読んでくれた患者さんから「なぜ、感謝をすると病気がよくなるのですか?」と質問を受けましたので、私の考えをお伝えしたいと思います。

昔、薩摩の殿様が参勤交代で舟で薩摩まで帰る途中、その舟の船頭が「ふぐ中毒」で死にそうになりました。その時、殿様から砂糖をもらって舐めたら、中毒が消えて回復したという本当の話があります。
現代医学で中毒が砂糖で治ると言う医師はいないでしょう。しかし、昔は砂糖というものは大変な貴重品で、殿様だけが少し持っていたわけです。その貴重な砂糖をもらった事に対して感激し、我欲が消えて身体のバランスが整い、ふぐ中毒が治ったというのです。

また、当院の患者さんで、職場のストレスが原因で、頻繁に腹部の激痛に襲われていた女性がいました。コロナ禍のある日、彼女は気付きました。「私の友人には仕事を失った人や収入が減った人がいるのに、私には仕事があり収入も減らない。ありがたい…」と。心の底から感謝し、仕事に対する考え方を変えたその日以来、今まで頻繁におきていた激痛が明らかに減ったといいます。

これらの事例は非科学的だと言う人もいるでしょうが、東洋医学では人間の身体というのは宇宙の縮図で、陰陽のバランスで健康は保たれていると考えます。しかし、人間には我欲というものがあるため、無我(利他)の状態を自身で維持し続ける事は余程の人格者でない限り究めて難しい。
だから、昔の人は指圧や鍼灸を使って心身のバランスを整えたり、何事にも「ありがとうございます」と感謝していたのです。そうすれば、我欲が消えて無我の状態となり、薬の何百倍も効く”宇宙エネルギー”が身体に入ってきて病気を癒してくれます。

よく神様がいるなら、何故こんなに不幸があるのかと言う人がいますが、不幸が無ければ本当の幸せというのは分からない。
私は一年前のある日、突然激しい動悸に襲われて動けなくなり、生まれて初めて「死」というものを意識しました。
そして、この体験が私を「普通に生活できることの有り難さ」を感じることの出来る人間に一歩近づけてくれました。病気でも何でも、人間は不幸にならなければ、本当に感謝する人間には成れないのですね。

ですから、病気になったら「私は感謝が足りなかったんだ」と気が付けばよいのですが、それにはなかなか気付かない。そして薬にばかり頼るから病気が癒えないのです。勿論、時と場合によっては薬も必要なものでしょう。しかし、仕事や勉強ができる当たり前の日常に「ありがたい」と心から感謝するというのが、病を癒す上では何よりも一番大切な事なのです。

関連記事 『成功に価値は無い!』

シェアするShare

ブログ一覧