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Home > ブログ > よく噛んで食べることは、ホントに“いいことずくめ”なのか

心と体の健康維持

よく噛んで食べることは、ホントに“いいことずくめ”なのか

よく噛んでご飯を食べる
一般的に “よく噛む習慣” は「胃の健康だけでなく、全身の健康維持にも重要」といわれ、意識的に噛む回数を増やすことが推奨されています。
しかし、いつもよく噛んで食べていると胃は段々弱くなっていくことを皆さんご存じでしょうか。

よく噛むメリット

・消化を助け、胃の負担を軽減
食べ物が細かくなることで、胃液や消化酵素が浸透しやすくなり、胃での消化時間が短縮される。

・唾液の消化酵素の活用
唾液に含まれるアミラーゼが、炭水化物の分解を口の中で促進し、胃腸の負担を減らす。

・満腹感を得やすくする
よく噛んで食べることで、脳の満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防止できる。

・噛む筋力の強化
よく噛むことで咬筋と呼ばれる筋肉群が強化維持できる。また、側頭筋がよく動くことで脳が刺激され呆け予防に繋がる。

よく噛むことのデメリット

このようによく噛むことのメリットを挙げると、一見「いいことずくめ」のように思われます。
しかし、人間の身体は、使わないと直ぐに衰えていく「廃用性萎縮」が起きる。それは胃袋にも起きてしまうのです。

食べたものを、よく噛んでドロドロにして胃に送ってあげると確かに胃は楽でしょう。でも、楽ということは胃が働かなくて済むということ。胃も筋肉で出来ていますから、その負荷をいつも減らしていると萎縮していってしまうのです。

では、どう噛んだらいいの?

整体の大家 野口晴哉は「人間は腹が減っている時はガツガツ食べる。満腹になってくるとネチネチ食べるのです。だから頭ではなく身体に任せて食べるのが一番よろしい」と言います。

つまり、噛む回数というのはオートマチックに身体がやってくれるから考えなくていいということ。それよりも美味しく、楽しくいただくことの方が大切ではないでしょうか。

結論

私が患者さんを診ていて思うのは、太っている人はよく噛まずに飲み込む傾向にあるので、よく噛んで食べた方がいい。
反対に痩せている人は、胃を鍛えるつもりで余り噛まずに飲み込む習慣をつけた方がよいということです。
そうすることで、大きくなった胃袋や小さくなった胃袋は標準サイズに戻ります。

そして太っている人も痩せている人も共通して「よく噛むこと」を特に意識してほしいのが、胃腸の調子を崩しているとき。
そんなときこそ、よく噛んで胃袋に流し込んであげましょう!

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