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食の養生

甘味の効能

さつまいもご飯
10月13日は「サツマイモの日」ということで、今日は「甘味」の話。


「甘い物を食べたら、疲れが吹き飛んだ。イライラが収まった」など、誰でも経験があるとおもいます。これは甘い食材には、疲労回復効果や精神の緊張を和らげる作用があるからです。


東洋医学では甘い食物を甘味(かんみ)といい、消化器官の働きをよくし、虚弱体質を改善すると考えます。また、筋肉の緊張をゆるめる為、筋肉痛にもよいとされています。ただし、過剰に取ると倦怠感(ダルさ)がおこりますので取り過ぎにはくれぐれもご注意を。


さて皆さん、甘味というとチョコレートやアイスクリームなど砂糖たっぷりの菓子類を思い浮かべてはいませんか?しかし、本来の甘味とは、ご飯やをよく噛んでいるときに感じるあの「ほのかな甘味」のことをさします。けして砂糖の甘味だけをさすわけではありません。


砂糖を庶民が口にできるようになったのは明治時代からでしょう。東洋医学は二千年の歴史がありますので、二千年前の甘味とは炭水化物に含まれるデンプンが唾液で分解されたときに感じる「ほのかな甘味」をさします。そんなほのかな甘味がもたらす効果が滋養強壮作用、虚弱体質改善なのです。


そこで、秋の甘味一押しが「サツマイモご飯」。サツマイモに多く含まれる食物繊維は腸内細菌のエサになるといわれますから、しっかりと食べたいものです。
わが家などこの秋、既に3回食べていますから、皆さんも「サツマイモご飯」炊いてみてください。ほどよい甘さが、仕事で疲れた心身の疲れをやわらげてくれることでしょう。

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