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猛暑で 肝臓 が危ない!

ペットボトル飲料
先日、アメリカのトランプ大統領がコカコーラ社に「国内で販売するコカコーラに甘味料として使っているコーンシロップを、サトウキビ由来の砂糖に変えろ!」と指示し、それにコカコーラ社は同意したという記事を目にしました。

コーンシロップとは日本では「ブドウ糖果糖液糖」と表示されており、トウモロコシ澱粉からつくられるもので、安価な上、その爽やかな甘味からここ30年、飲料を中心に急激に需要が増えています。

しかし「ブドウ糖果糖液糖」には怖い問題点があります。ブドウ糖は体内に入ると一気に血糖値を上げる。この血糖値の急上昇の繰り返しが膵臓に負担をかけ、インシュリン分泌が狂って糖尿病になっていきます。
果糖も体内に入ると一気に吸収される。そして吸収された糖分が全部肝臓にもっていかれ、脂肪となって付着します。

だから「ブドウ糖果糖液糖」が使われ始めた30年前と比べ、糖尿病や脂肪肝は2倍近くに現在では増えています。糖尿病は様々な病気の誘発因子となり、脂肪肝が進むと肝硬変、さらには肝臓ガンにまで進行します。

そんな怖い物を飲みながら、お菓子を食べることで、一日に必要なカロリーの半分近くを摂取してしまう人までいる。爽やかで飲みやすい甘味を感じる「ブドウ糖果糖液糖」には、緩やかに、しかし確実に身体をむしばんでいくという怖さがあるのです。

普段何気なく口にしているジュース、アイスクリーム、キャンディ、グミなどなど…。私たちの好むものには、ほとんどといっていいほど「ブドウ糖果糖液糖」が使われています。
特に夏場は冷たく甘い物を飲み、運動を控えるため、糖尿病と脂肪肝になりやすくなるもの。皆さん、冷たく甘い飲み物には気をつけましょう!

ちなみに、健康診断の血液検査にALT(GPT)という項目があります。この数値が30を超えてくると脂肪肝の可能性があるといわれています。皆さん、ご確認ください。

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