03-5420-1696

ブログBlog

Blog

03-5420-1696

受付時間

火水金 10:00~19:00
 月  10:00~13:00
土日祝 10:00~17:00

休診日

木曜
月曜午後

Home > ブログ > 歯・歯茎の痛み

ツボ

歯・歯茎の痛み

歯を見せている男の子
先日、歯科定期検診に行った際、先生が「暑い時期は歯茎に炎症を起こす人がとても多いんですよ」と言っていました。確かに当院の患者さんを診ていても、「歯や歯茎が痛む」という人は冬より夏場の暖かい時期に多い気がします。

歯痛の治療は基本的には歯科医の領域ですが、歯や歯茎の痛みで歯科を受診しても「異常はない」といわれるケースが以外と多いもの。そんな時には東洋医学の出番です。顔面には胃経や大腸経が流れており、それらの経絡のツボを刺激することで、痛みを和らげるごとが出来るからです。
では、そのツボを紹介いたしましょう。

① 内庭(ないてい)
【主治】歯痛を緩和するツボ。特に上歯に効く。歯茎の炎症にもよい。扁桃炎にも効果あり。
【場所】足の甲側。足の人差し指と中指の間の凹み。
ツボ 内庭

② 温溜(おんる)
【主治】歯痛を緩和するツボ。特に下歯に効く。歯茎の炎症にもよい。口内炎にも効果あり。
【場所】前腕の親指側。手首と肘の中間。
ツボ 温溜

③歯痛点
【主治】歯痛・歯茎の炎症を緩和するツボ。
【場所】手の平側。手の中指と薬指の間の凹み。
ツボ 歯痛点

これらのツボに指圧したり、せんねん灸をすえたり、ピップエレキバン等を貼るとよいでしょう。
また、歯茎の腫れや痛みが強い場合は氷水を入れた氷のうで、首のリンパ節を冷やすと楽になります。

昨年同様、猛暑となっているこの夏。歯茎の弱い方はこれらのツボを刺激して予防に努めましょう。また、長時間のマスク着用は口腔内温度が上昇するため、菌が繁殖しやすくなります。すると歯茎の炎症が起こりやすくなるので注意が必要。必要以上のマスク着用には気をつけましょう。

シェアするShare

ブログ一覧