ペットボトル調整法
頚椎(首の骨)は上の1番から下の7番まで7個あり、それぞれの骨が様々な症状と関連しています。例えば
1番…脳の血液循環、神経症
2番…頭痛、記憶力低下、吐き気
3番…目や鼻の異常、顎関節症
4番…耳の異常
5番…喉の異常
6番…甲状腺の異常、顔のシミ
7番…手や腕の痺れ
このような関連性があります。
五年前のブログでも頚椎の歪みを正すセルフケアを紹介したのですが、日々実践している何人かの患者さんに改善効果がみられていますので、今回改めて紹介したいと思います。
首のケアに関しては YouTube や Instagram 等で多くストレッチ法が紹介されていますが、映えるためにオーバーアクションに作られる傾向にあります。特に首は繊細な場所ですから無理なストレッチは厳禁。その点、この「ペットボトル調整法」は無理なく頚椎を正していきますので安心です。そのかわり映えない(笑)。ではそのやり方です。
①まず2Lのペットボトルに水を半分程入れる。
②立った状態もしくは座った状態で頭にペットボトルを手を添えて乗せる。
③添えていた手をゆっくりと離す。
立った状態で頭に乗せる方が効果がよいのですが、座ってテレビを視ながらの「ながら乗せ」もオススメ。また、頚椎がちゃんとしている人は簡単にバランスをとれるのですが、頚椎が歪んでいる人や固まっている人はなかなかバランスがとれません。
時間の目安としては立った状態で手を離して三分間。1日何回やってもよいです。最低でも一分間は立った状態で乗せていられるように、頑張って行ってください。座った状態での「ながら乗せ」は何分間やってもよいです。
現代人に増えているストレートネックをはじめ、頭痛・めまい・目の疲れ・鼻づまり・中耳炎・顎関節症など、特に首から上の症状に対して効果のあるエクササイズとなっております。
酷暑になるであろうこの夏。自宅で映画でも視ながら、頭にペットボトルを乗せて頚椎を整えてみてはいかがでしょうか。
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