塩バナナ
西日本、東海地方では早くも梅雨明けが宣言され、関東地方でも連日気温が33度を越える日が続いています。
そんな真夏日が全国各地で続出する中、“食べる熱中症対策” として最近注目されているのが「塩バナナ」。
提唱したのは日本トレイルランニング協会会長で医師の福田六花氏。山道を走る過酷なレースで「塩バナナ」をランナー達に提供したところ、熱中症や足をつる人が減ったといいます。
熱中症の原因の一つといわれるのが、カリウム・マグネシウム・ナトリウムなどのミネラル不足。そこで、果物のなかでもカリウムとマグネシウムが非常に多く含まれているバナナに注目したというわけです。
しかし、残念ながらバナナにはナトリウムが含まれていません(>_<)
そのため、ナトリウムを含む塩をかけることでミネラルをバランスよく補い、大きな熱中症予防効果をもたらしたのです。
汗をかく職場で働く人、スポーツをする人、夜中などに足がよくつる人。また、ダルさや身体に力が入らない。そういった方々に塩バナナをとっていただきたいですね。
バナナに塩を振って食べるだけの簡単熱中症対策。厚生労働省も熱中症対策の事例として「塩バナナ」を紹介しています。