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ツボ

動悸

動悸のする女性
心臓は一日に約10万回も拍動していますが、私達はそれを自覚することはありません。その拍動を自覚し、不安や不快感を感じるような状態を “動悸” といいます。
突然の驚きや緊張で胸がドキドキすることは日常でもよくみられますが、度が過ぎると心(しん)や腎の機能が低下し、神経過敏な状態となって不安や不眠を伴う動悸が現れます。

これらの症状が続く場合は、専門医による診断を受けることをおすすめします。しかし心電図や肺の検査を受けても何も異常が見つからないのに、胸部に違和感を訴える場合があります。さらに”ストレス玉”と言って胸から喉にかけて、何か詰まっているような圧迫感や苦しさを感じる場合もあります。

そんな原因不明の不調に対してどういった原因が考えられるかというと実に様々です。疲労の蓄積や睡眠不足の場合もありますし、心臓神経症と言って精神的ストレスや背骨の歪みが原因で心療内科や整体・鍼灸に治療を委ねられるケースもあります。
また、意外と多いのが長年の腕の使い過ぎが原因で動悸が起こる場合。これはパソコンの入力作業を始め、美容師や農家さんなど、手先・指先を酷使する職業の方にみられます。

そういった知らないうちにかかる腕から心臓への負担は就寝中、主に夜中から明け方にかけて実感する人が多いようです。例えば急に苦しくなる、脈が速くなる、といった症状を訴える人がいます。
そんな手の使いすぎからくる動悸には心包経の「郄(げき)門」が効きます。場所は手首と肘の中間、真ん中に取ります。
ツボ 郄門

また、先ほど挙げたストレス玉や神経過敏・不安からくる動悸には腎経の「復溜」がよいでしょう。場所は内くるぶしの指三本上、アキレス腱の前に取ります。恐れや不安は腎を傷めることから動悸の施術には腎経のツボが必須となります。
ツボ 復溜
このように動悸には、郄(げき)門や復溜の指圧やピップエレキバン等を貼っての刺激が効果的。少々時間はかかりますが、地道に刺激を続けることで、これらの動悸は改善していくことでしょう。

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