拍打法 ~気力up & 邪気払い~
当院での会話
【患者さん】寒くてウォーキングをさぼってたせいか、最近ヤル気がでないんです…。何か室内でできる方法はありませんか?
【私】ありますよ。相撲の力士が取り組み前、自分の身体をパンパンと強く叩きますよね。あれを全身にやるんです。気力が湧いてきますよ。
【患者さん】それなら室内でもできますね、早速、やってみます!
【私】室内室内、言ってないで、暖かくなったら、ウォーキングも再開するんですよ!
ヤル気が出ないというのは大体において筋肉が弛緩した状態になっています。それを痛いくらいにパンパン叩く。すると筋肉が引き締まってきます。筋肉が引き締まると不思議なことに精神も引き締まってくる。肉体と精神は繋がっているから、気持ちも締まって気力が湧いてくる。力士達が皮膚が赤くなる程、取り組み前パンパン叩くのにもちゃんと意味があるのです。
さて、叩く順番ですが、頭→顔→首→肩→腕→胸→腹→腰→足の後ろ面→足の横面→足の前面→最後にもう一度、臍下丹田に力を入れてパンパンと腹を強めに叩き終了。
と、こんな感じで私はやっています。私達は力士ではないので服の上からで構いません。それでも強めに叩けば充分に筋肉の引き締め効果はあります。人間は心身が引き締まらなければ何事にも実力を発揮する事が出来ませんからね。
また、この方法は“邪気払い”としても効果があります。
例えば、人混みに出掛けた後具合が悪くなったとか、友人と会ったり、電話した後から身体がダルくなったなど、他人から邪気をもらってしまうことが稀にあります。そういった時にこの拍打法を行って受けてしまった邪気をパンパンと払うのです。ベランダなど屋外で行うのが理想ですが、室内で行うときは窓を開けておくとよいでしょう。
サービス業など不特定多数の人と接する仕事に従事している方は小まめに行うことをお勧めいたします。
このように拍打法は手軽にできる、気力up & 邪気払いの方法です。皆さんも是非、お試しください。
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