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ウォーキング

「土踏まず」を維持するには☝️

足跡
先日、患者さんから「靴のかかとの外側がすり減ってしまうのですが、歩き方が悪いのでしょうか?」と質問を受けました。
本来正しい歩き方というのは、かかとの外側から着地し、足裏の外側を通って小指~親指の順に体重移動が行われていきます。ゆえに靴のかかとの外側から減るというのは、悪いどころか良いのです。
反対に靴のかかとの内側が減るという人は、間違った歩き方をして扁平足になっていますので、歩き方の指導と身体の調整を受けに当院にいらして下さい。

さて、足裏の内側の凹みを「土踏まず」と言います。つまり、内側の凹みは地面に着かないということ。それなのに足裏内側に体重を乗せて歩いていると、土踏まずはどんどん潰れていってしまう。扁平足が悪いと云われる所以はここにあるのです。
土踏まずのアーチというのは、足裏の外側に体重が乗ることで形成されるものですから、扁平足の方は今からでも遅くはありません。かかと外側から着地し、足裏外側を通って、小指に抜けるような体重移動を意識して歩きましょう!

私は小学校4年から中学校3年まで、陸上の走り幅跳びをやっていました。その時、陸上部の顧問から言われたのが「靴裏の外半分で助走しろ!」という事でした。試してみると靴裏全体で助走したときよりも、靴裏外側で助走して跳躍したときの方が記録が伸びるのです。当時はなぜなのか解りませんでしたが、足首の構造が解った現在では顧問の先生の意図は汲めるようになりました。
つまり、足裏というのは外側半分に体重がしっかり乗ることで、土踏まずが潰れることなく、効率良く力が地面に伝えられる。さらに足首の骨がキチッと嵌まることからケガの予防にも繋がるのです。
そのアドバイスのお陰で6年間ケガ無く競技をすることが出来ました。顧問の先生、ありがとうございました。

ちなみに、患者さんから靴に関する質問で多いのが「どこのスニーカーがオススメですか?」というもの。私の個人的見解で言えば、「 New Balance 」がオススメです。
New Balance は元々 “足の矯正靴” メーカーとして誕生し、足の健康を意識した靴作りがモットーの会社。ドラッグストアで働く私の妻もNew Balanceを愛用しています。ただし、外国メーカーゆえに靴の幅(ワイズ)がやや狭い。幅広ワイズをお求めの方は日本メーカーの「アシックス」や「ミズノ」が良いと思います。

当院の患者さんを診ていると、歳を追うごとに土踏まずのアーチが崩れ始め、扁平足になってしまう傾向にあります。そして外反母趾をはじめとした足の痛みを訴え始めます。
そんな方は是非ともこの歩き方実践してみて下さい。土踏まずのアーチが改善され、諸症状の改善が期待できることでしょう。

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