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心と体の健康維持

謝り方の秘訣

謝罪する男性
4月に入り、新社会人を街のあちらこちらで見かけるようになりました。皆一様に期待と不安が入り混じった面持ちで歩いており、そんな初々しさについ「頑張れよ!」と心の中で声を掛けてしまいます。

皆さんはこの時期、満開の桜に目がいったことでしょう。しかし、私はもともと植物にはあまり興味がない人間で、桜を見ても「キレイだなぁ」とは思いますが、それで終わり…。
それよりもフレッシャーズを見て 「この子はどんな性格か。こんな性格だろう。それならば、こんな仕事が向いているんじゃないか」 などと人間を見ている方が花よりも面白いのです。

さて、そんな新社会人には、「どんどん失敗しましょう!」というエールを送りたいと思います。昔から“失敗は成功の基”と言います。失敗したら素直に謝り、同じ失敗を繰り返さなければよい。失敗の数だけ役に立てる人間に成るのです。しかし、その“謝る”ことにも実はタイミング、機いうものがあります。

先日、来院した社会人2年目の患者さんが「午前中、上司に謝りにいくと凄く怒られるのですが、昼食後に謝りにいくと余り怒られない。入社からの1年間でこの事を学びました(笑)」と言っていましたが、若いのになかなか賢いなと思いました。なぜならば、この患者さんの上司に謝るタイミングの話は、人間の身体の構造からみれば理に適っているからです。

人間というのは、お腹が空いているとイライラしやすくなり、くだらない事でも腹が立つ。しかし、お腹が満たされると落ち着いてしまって、感情が高ぶりにくくなるのです。また、不安や心配を抱えている人は食べるとなぜか落ち着く。手土産さえ渡しておけば、苦情を言わなくなるという人まで世の中には多くいます。
食べ物には、こういったような気の苛立ちや不安を鎮める面がとても強くあるのです。だから、何か失敗を犯してしまって上司や親に謝らないといけない場合は食事の後がよいでしょう。私など、芳しくない話を妻に伝える場合、食後のデザートを食べている時に話します。すると話が通りやすい(笑)

このように、家庭や職場での人間関係を円満に維持していくためには、こういった“機を見る”ことも社会に出たら身につけておきたいものです。

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