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心と体の健康維持

頭をよく働かせるには!

ひらめいた男性
先日、ある患者さんに「頭の働きを良くするには どうしたらよでしょうか?」と聞かれましたが、頭を一番簡単に働かせる方法は “筋肉を緊(ひきし)める” ことです。

筋肉や腱の中に筋紡錐(きんぼうすい)という感覚器があります。全身にたくさん分布しているのですが、面白いことに筋肉を緊張させると、この筋紡錐が刺激され、大脳細胞に「お前も緊張しろ!」と刺激を伝えるのです。
だから、頭の働きを高めるためには筋紡錐を緊張状態、つまり筋肉や腱を適度に緊張させておくということが重要なのです。
ゆえに、腰骨を立てて姿勢良く座った方が頭は働き、背もたれに寄っかかった方が頭は働きにくくなる。さらに、柔らかいソファーに座ったり、布団に横になろうものならついウトウトしてしまう。つまり、キチンとした、シャンとした姿勢ほど頭は働くように出来ているのです。

また、よく立って室内を歩きながら考え事をしている人がいますが、座っているよりも筋肉の緊張度合が高まり、頭が働くからアイディアが浮かびやすい。そういうように、何らか筋肉を緊張させる方法を講じてやれば、悪い頭でもわりとよく働くようになります(笑)。
だから、ずっと座って仕事をするよりは、あちこち筋肉を動かしながら行った方が本当は良いのです。肩が凝ったり腰が痛くなれば、立ってバンザイ伸びをするように筋肉を刺激しながらやっていると頭が働き続けられます。

ところが、何事も長くやり過ぎると今度は筋肉が緊張しっぱなしで弛まなくなってしまう。すると頭もずっと働きっぱなしになってしまいます。これはこれで困るので、私達施術者は指圧や鍼灸を用いて、患者さんの身体の緊張している部分を弛めるという調整を行います。
そして身体が弛めば頭も弛む。力さえ抜ければ人間の身体はちゃんと休まるのです。だから体中をすっかり弛めてあげると施術当夜はよく眠れるという人が多いですね。普段は弛んでいて、いざ必要な時に筋肉を緊められる身体が健康といえるのです。

皆さんも、集中して頭を使いたい時は筋肉を緊めてやってみてください。きっと、頭の働きがよくなることでしょう!

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