初心 忘るべからず
昨年の大晦日、NHK紅白歌合戦を観ていたら、鈴木雅之が「め組のひと」を昔と変わらない声量で熱唱していました。一流の歌手は歳をとっても声量が全く衰えないからさすがですね。
私は鍼灸マッサージ学生時代、カラオケの十八番は「め組のひと」というくらい鈴木雅之の大ファンで、よくコンサートに行っていたものでした。
あれから30年か…と「め組のひと」を懐かしく聴いていると、当時抱いていた「俺は一流の治療家になるんだ」という熱い気持ちが沸々と甦ってきました。
その時、ハッと気付いたのです。あの頃抱いていた、熱い気持ちが徐々に薄らいできてはいないかと…。
音楽は聞いていた当時の様々な事柄を瞬時に思い出させてくれます。だから、私の場合は鈴木雅之の歌声を聴くと、治療家を目指していた学生時代の“初心”にもどれる。
その事に気付いた今年の元日から、私はほぼ毎日、YouTubeで鈴木雅之の歌声を聴いて、初心を思い返しています。すると、気のせいか、なんだか身体までも若返ってきたような…(笑)
皆さんも、青春時代に聴いていた音楽で、青春時代に抱いていた初心に返ってみてはいかがでしょうか。
人生は幾つになっても“青春” でなければなりません。