兎から辰 へ
今年も残すところあと三日。皆さんにとって“うさぎ年”はどんな一年でしたか?
私は天才整体師 野口晴哉の次の言葉が、ズシーンと腹に落ちた一年でした。
“ 人間の一番大切なことは、何より生きていることであり、健康であるということである。
生の尊さは死に近づかないと呑み込みにくく、病気で悩まぬと健康であることの歓びが実感できないということは困ったことであるが、又その故にこの二つのものの存在は意義があろう。
人は死によって溌剌と生き、病むことによって健康なのである。 ”
この、死を思うことで溌剌と生きられ、病に悩むことで健康になれるという人生の逆説を、私なりに掴むことができました。“生と健康”に執着しないことが、人間にとって一番大切だと天才整体師は言っているのではないかと。
さて今年一年、私の拙いブログを読んで頂き本当に有難うございました。来るべき“辰年”が、皆さんにとってよき一年になりますよう心から願っております。よい年をお迎えください。