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体操・セルフケア

頬のたるみには舌トレ!

あっかんべーをする男の子
5月8日から新型コロナウイルス感染症が、季節性インフルエンザと同じ五類に感染症法上位置づけられました。それに伴いマスクを外す機会が増えてきたという方も多いのではないでしょうか。そうなると、長く続いたマスク生活の影響でタルんでしまった“頬”を何とかリフトアップしたいという声が…。

歯科医師の末光妙子先生によると、頬のタルミの原因は「舌の位置」が大きく関係しているとのこと。正しい舌の位置とは舌の表面が上アゴにくっついた状態をいい、上アゴから離れた状態、いわゆる「落ち舌」になると頬まで下がってしまうそうです。
そこで、末光先生の提唱する「舌のトレーニング」を私もやってみたのですが、ごれがとても良いので皆さんにご紹介したいと思います。

①あっかんべー運動
舌をこれ以上出せないという位置まで突き出して出して、4秒キープ。次に舌先を喉の奥に思いっきり突っ込んで、4秒キープ。

②歯ペロ運動
口を閉じて、舌で歯の表側を時計回り、反時計回りに一本ずつなぞる。口を閉じたまま、舌で歯の裏側を時計回り、反時計回りに一本ずつなぞる。

③全力上アゴ押し運動
舌全体で上アゴを全力で押す。舌全体でベターっと押し込むイメージで、8秒キープ。

①~③を日頃から行えば、舌の位置が上がり、タルんだ頬もリフトアップ!マスクを取る恥ずかしさも薄れていくことでしょう。

さらに、このトレーニングは年齢と共に衰えていく「舌骨筋群」も鍛えます。舌骨上筋は咀嚼の補助筋で嚥下運動を助け、舌骨下筋は発声・発音を助けます。つまり、老化とともにおこり始める“誤嚥や言語不明瞭”の予防にもなるので、美容と老化予防の一石二鳥。この機会に皆さんも「舌トレ」を始めてみてはいかがでしょうか。

尚、②舌ペロ運動の時に顎関節が痛む・ガクガクするという方は、身体バランスに崩れが生じている可能性がありますので、当院にて施術を受けていただくことをお勧めいたします。

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