平均寿命よりも 健康寿命を目安に!
人生100年時代と言われていますが、寝たきりや要介護状態にならず、自立した生活が送れるとされる “健康寿命” は2019年で 「74歳」 だったと厚生労働省が公表しました。
その現実的な統計から逆算すると私の自立生活期間は残り25年。読みたい本もまだまだ沢山あるし、施術の腕も上げたい。たまに美味しい物を食べて、温泉につかりエネルギーチャージもしたい。予測不可能な先々の事など考え、悩んでいる暇などないですね。
老年医学の専門家として、長年にわたり現場で高齢者たちをみてきた精神科医の和田秀樹氏は 「お年寄りはもっと学び遊ぼう。それが心身の健康度を上げ、健康寿命を延ばすことにつながります」 と語ります。
この夏はヨーロッパや中国の猛暑干ばつ、パキスタンの大洪水、アフリカの食料危機、日本ではウイルス感染症の蔓延、そしてロシア・ウクライナでは戦争が続いています…。
そんな先行き不透明な世の中だからこそ、「いつやるの?今でしょ!」の精神で、やりたい事がある人は行動に移りましょう。「新型コロナが落ち着いたら‥」なんて言っていると、また次の禍が出てきてしまうかもしれません。だから、私は後悔のないように一日一日を完全燃焼して有意義に過ごそうと考えています。
「人生草露の如し 辛艱何ぞ恐るるに足らん」
今日は二十四節気の白露。人生は草についた露のようにアッという間に終わってしまう。辛いことや困難なことを恐れている時間など、どうしてあろうか…という幕末の思想家 “吉田松陰” の言葉が思い出されます。