『新・13歳のハローワーク』~子供でなくとも、仕事への夢がふくらむベストセラー~
後れ馳せながら、本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
この年末年始、私は久しぶりに会った姪っ子に『新・13歳のハローワーク』という一冊の本をプレゼントしました。この本は603の職種を紹介している、学生のための職業図鑑であり、ガイドブックです。大人が読んでも、世の中にはこんなに沢山の仕事があるんだ!と感心させられる優れものです。
中学生になると社会にはどんな職業があるのかという好奇心がわき始めたり、「大人になったら何になりたいの?」と聞かれるようになるでしょう。しかし、世の中にある膨大な数の職業を子供達が知っているはずはありません。だから、まずは社会にどんな職業があるのかを知ることが大切だと思いプレゼントしました。叔父に出来るのは、ちゃんとした情報を分かりやすく伝えることくらいですからね。
さて、現代の就職といえば、「何をするか、したいか」ではなく、「どこの会社に入るか」という志向で考えられています。自分の適性よりも、待遇面や安定が優先されているのが現状です。
親として、我が子へは安定をもっとも望まれることでしょうが、尊重されるべきは本人のやり甲斐や適性です。気の進まない仕事を給与のためにやるというのは、短期間ならともかく、長期的に勤めるというのはなかなか出来る事ではありません。
しかし自分が積極的に選んだ職業では、努力や困難を強いられたとしても、それすらも楽しみとなり、また報酬となり得ます。
真にその仕事が向いているかどうかは、やってみないとわかりませんが、子供の頃から様々な職業を知ることは、その選択肢を広げることになり、とても有益だと私は思うのです。
安定か夢か。またその両方か。それを選ぶのは結局は本人ですが、子供の持つ可能性を引き出す糸口を作るのは大人であり、本書を勧めるのはそのためといえます。中・高校生へのプレゼントに皆さんも是非いかがでしょうか😊