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体操・セルフケア

食べ過ぎ体操

食べ過ぎ体操1
「食欲の秋」到来ですね。つい食べ過ぎてしまいがちなこの季節ですが、そもそも秋になるとなぜ食欲が旺盛になるの?その理由を皆さんはご存知でしょうか。

秋は朝晩の冷え込みから始まります。そのため毛穴が閉じ始め、身体は冬ごもり支度を始めます。しかし昼間はまだ暑く、汗をかくが毛穴が閉じてきているので外に出すことができない。すると行き場のない汗(酸)が内攻し、胃に入って胃酸過多になるのでつい食べてしまうのです。ですから、この時期に食欲が旺盛になることは悪いことではないのですが、食べ過ぎれば胃腸へ負担は当然増えますよね。そんな時は、この体操をするとよいでしょう!

栄養過多やストレスで消化器系に負担がかかっている人は、腰と太もも(前側)の筋肉が硬直してきます。さらに症状が進むとスネや足首まで硬直するため、正座から後ろに倒れる動きが困難になります。
当院の患者さんで、腰から下の筋肉がカチカチで正座すら出来なかった方がいます。その方は腰痛に加え、大腸にポリープができやすい体質だったのですが、父親を大腸ガンで亡くしたことをきっかけに、この体操を熱心に毎日やり始めました。そして現在は持病の腰痛も無くなり、健康診断で大腸も引っ掛からなくなったそうです。
では、そのやり方をお教えしましょう。

①背筋を伸ばして正座し、足の親指は重ねる
②手を床に付き、後ろへゆっくり倒れていく(膝を閉じた状態が理想だが、辛ければ開いてもよい)
③倒せるところまで倒して10秒から30秒キープする

急に倒れると腰を痛める恐れがありますので、最初は手を付くだけ、慣れてきたら肘を付く、最後に全部倒れるという順に無理せず、出来る範囲で倒していきましょう。
食べ過ぎ体操2
特に普段から食べ過ぎている方や、ストレスが胃腸にきている方にはキツい体操なのですが、毎日やっていくうちに徐々に出来るようになりますので焦らずやってみてください。

この体操は整体の大家である野口晴哉氏が「食べ過ぎ体操」と名付け指導していたもので、「この体操は腰椎のこわばりを取り腰を強くしますので、腰を強くする体操とも言います。また、背首が強くなり栄養の吸収がよくなる」と著書に書かれています。
私も患者さんに10年以上、この体操を指導していますが、胃腸の改善だけでなく、腰痛や下半身の痛みやダルさの改善にも効果があり好評ですね。私も胃腸の調子がイマイチの時によくやっていますので、皆さんも是非お試しください。

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