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心と体の健康維持

枕は深くね!!

枕を深く使う
先日、ある患者さんから「主人の鼾(いびき)がひどいのですが、何かよい方法はありませんか?」との質問を受けました。「枕を深くしたら、鼾は小さくなると思いますよ」と私。

枕を深くするとは、肩口深くまで枕をしっかりと入れるという事です。しっかり「頭」と「肩まわり」を支えてあげると、喉の圧迫が減り鼾が小さくなるのです。呼吸もしやすくなりますから睡眠の質も良くなりますね。
外国映画をみていると外国人はフカフカの大きな枕を肩口深くまで入れて寝るのですが、邦画や時代劇に出てくる日本人は枕に頭だけちょこんと乗せて寝ている人が多いですね。頭だけ乗せて寝ると頸椎にかかる負担が増大するので、首や肩が凝りやすくなります。日本人に肩こりが多い原因の一つと言えるでしょう。

当院の患者さんでも施術ベッドに寝た時、枕に頭から肩まで正しく乗せている人は少ないですね。残念ですが、ほとんどの人が頭だけをちょこんと乗せます。実は当院の施術枕は某整体師が開発した「乗せているだけで整体効果がある」といわれる3万円の枕ですから、頭と肩まわりを正しく乗せるだけで頸椎の調整がなされます。当院に来た際には、枕に深く頭を乗せてくださいね!
枕を深くする

施術用には高価な枕を使っている私ですが、自分自身は3300円の「東京西川 羽根枕・フェザー100%」にバスタオルを巻いて寝ています。枕は色々と試したのですが、羽根枕が一番肩口深くまで入れやすく、通気性も良いので長年愛用しています。そして時々枕を抱える様にうつ伏せに寝返りをうちます。最近、コロナ重症患者さんが、うつ伏せに寝かされて治療を受けている映像をテレビで見たのですが、うつ伏せ寝は肺をはじめ内蔵の負担が軽減されます。100歳まで現役の医師だった日野原重明先生も生前勧めていましたので、皆さんも是非お試しください。

さて、先程の患者さんですが、昨日再来院し「主人の鼾、枕を深くしたら小さくなりました。本人は肩こりや頭痛が減ったような気がすると言っています」と経過を教えてくれました。同じ枕でも使い方次第で鼾や肩こりが軽減するのですから、枕への頭と肩の乗せ方はホント大事です。
まず、今使っている枕に頭と肩を正しく乗せてみましょう。それでも症状の改善がみられない様なら枕を替えてみてくださいね。

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