スクワット
88歳まで舞台に立っていた森光子さんが日課にしていたと言われるスクワット。足腰が丈夫でないと長く舞台で活躍できませんよね。このスクワットが近年再び注目を浴びています。しかし、テレビやインターネットでは様々なスクワットが紹介されていて、これではどれが正しいのか迷ってしまうことでしょう。
そこで、当院お勧めのスクワットを紹介いたします。
➀足は肩幅より、やや広めに立つ。足先は正面を向け、足の親指に力を入れます。
➁腕を前に伸ばし、手は握りこぶし(親指は外に出す)にします。
⓷口から息を吐きながら、お尻を突き出すようにゆっくりとしゃがんでいきます。
⓸しゃがんだら、足裏・太もも・お尻を使ってしっかりと床を押す。背中を真っ直ぐにし3回呼吸します。
⓹口から息を吐きながら、できるだけゆっくりと床を下半身で押しながら立っていきます。
これを1~5回。1日何回やっても構いません。当院のある患者さん(女性)はトイレに行くたびに1回やっていたら、腰の調子が良くなったと言います。このスクワットは筋トレというよりも、骨盤矯正の意味合いが強く、私も仕事の合間にやっています。
スクワット前より、スクワット後に片足立ちが安定したり、腰が軽くなっていたら合格です。
簡単かつ骨盤矯正効果の高いスクワット。何十回もやる必要はありませんので、是非皆さんもやってみてください。