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心と体の健康維持

健康のもとは腹にあり!

お腹のマッサージ
以前、腸内環境が健康を維持するうえで大変重要であることを書きましたが、東洋医学においても「万病は腹中にあり」という言葉があるように、”腹”はとても重要視されてきました。

お腹を触る治療家が減ってしまった現代、私が腹を重要視するので言う訳ではありませんが、腹というのは実に面白く奥深いのです。
例えば、怒ることを「腹が立つ」と言いますが、怒ったときには実際に腹筋が硬直しますし、頭が疲れている人は”みぞおち”が固くなります。イライラしたり感情を抑制すると、左肋骨下に”かんしゃく玉”と呼ばれるピンポン玉程の固まりが現れますし、悪い食べ物や薬を常用していれば、右肋骨下に異常な固まりが現れます。

このように腹は様々な事を教えてくれるのです。「腹が立つ」の他にも、「腹をさぐる」「腹が出来ている」「腹を収める」「腹の虫がおさまらない」など、日本語には腹で感情を表す言葉がたくさんあります。おそらく昔の人は、腹と感情の関係を知っていたのでしょう。腹で心を読むことが出来ることを日本語が証明してくれているのです。

私はどんな症状の患者さんでも必ずお腹を触ります。腹診といって患者さんの心や身体の状態を教えてくれるからなのですが、共通して言えることは臍の下にある”丹田”に力がある患者さんは治療の経過が良いということです。

整体の大家である野口晴哉氏は”みぞおち”にある力を”丹田”に下げてあげれば病は治ると言います。その弟子である井本良夫氏も腹を診て脈を確かめ、腹部の一、二か所だけで全身を整えていたと言われます。

実際に私の治療でもお腹が柔らかくなるよう施術してあげると「楽になった」と言ってくれる患者さんが多いですね。お腹が柔らかくなれば心も柔らかくなります。お腹に力があれば何事にも動じずに動くことができます。

健康のもとは腹にあり!私も腹のある人間になりたいものです。

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