お尻で歩く!
散歩やウォーキングが健康の秘訣であると言われますが、当院の患者さんを見ていると、散歩やウォーキングをしている人には元気な方が多いですね。
ただし、気を付けないといけないのは”適度にやる”ということが重要で、ある患者さん(65歳)がかかりつけ医に「私毎日1万歩と決めて歩いているんです!」と自慢げに話したところ「えっ!あなたの歳で1万歩も歩いているの。やめな。早死にするよ」と言われたそうです。
散歩の「散」という字は「適当」という意味ですから、万歩計を付けたり、一日に歩く距離を決めて外へ出るともう散歩ではなくなってしまうのです。
当院でも患者さんに散歩を勧めるのですが、それでは物足りないという方がいます。
そんな方にはウォーキングのやり方を指導しています。
⓵顎を引いてやや前傾で、お尻の筋肉で歩く(上手に歩くとお尻が筋肉痛になります)
⓶着地は踵(かかと)からではなく、足裏全体で柔らかく
⓷腕は肘を軽く曲げ、後ろに大きく引く
⓸呼吸は口を尖らせ「フー」と吐き、鼻から「スー」と吸う。
呼気二回、吸気一回、「フーフー・スー」「フーフー・スー」というリズムで
散歩よりもウォーキングがやりたいという方は、是非参考にしてください。
当院で定期的に施術を受けている方は、施術効果を長持ちさせることができますので、意識してウォーキングを行うことをお勧めします。
一般的にはあまり知られていないのですが、散歩やウォーキングの大事な効能が実はもう一つあります。
頭脳労働やパソコン仕事は身体に電磁波が溜まり、不調の原因となるのですが、なんと歩くことによって身体に溜まった電磁波は、足裏から地面に放電(アース)できるのです。
テレビで見たのですが将棋の羽生善治さんは、昼食時に往復40分歩いて馴染みの軽食屋さんによく行くそうです。羽生さんほどの頭脳を回転させれば脳に電磁波が発生します。その電磁波を放電に行くのでしょう。「歩くと頭がスッキリするんですよ」と言っていました。やはり天才は違います。
羽生さんの話を聞いてから私も、自宅と治療院の往復時に手提げ鞄をリュックに変え意識してウォーキングを行っています😊